電子書籍ストア選びは、登録時にもらえる50%OFFクーポンが目安となります。
こんな方に向けて書きました
- 安くて使いやすい電子書籍ストアが知りたい
- 電子書籍サイトが多くて違いがわからない
初めて電子書籍を利用する方は、どのストアを選べばお得なのか分かりにくいですよね。ストアが多すぎて、比較することすら面倒な方も多いはず。
しかし頻繁に電子書籍を利用している僕から見れば、電子書籍ストアなんて「割引クーポン」を意識しておけば選び間違いがありません。
なぜなら、電子書籍ストアを使う最大のメリットは、割引クーポンやセールにあるため。特に優秀なストアほど、50%値引きクーポンの発行や、セールを行います。
そのため本記事では、どのストアを利用すれば割引率がいいのか。主要な電子書籍サイトごとの特徴を比較し、あなたに取っていちばん有利なサービスをご提示します。
先に電子書籍ストアの比較表を見る→ストア比較表
先におすすめ電子書籍ストアの結論を見る→おすすめストア
電子書籍ストアを選ぶためのポイント3つ
おすすめストアをお伝えする前に、僕が考える「選ぶ基準3つ」をお伝えします。電子書籍を上手く利用するコツとして参考にして下さい。
クーポン券の割引率やキャンペーンの多さは絶対条件
優良ストアになるほど、①クーポン券の割引率が高い②値引きセールなどを行う回数が多い傾向にあります。
紙の漫画は基本的に値引きがありませんが、電子書籍なら各ストアの方針で値引きが可能です。そのため、なるべく安く買いたいと思うなら、条件としてクーポン&セールの充実度をチェックすべきです。
ラインナップや取り扱い商品の豊富さ
値引きクーポンの発行や割引セールは行っていても、取り扱い商品のラインナップが悪いストアもあります。せっかく安くなったり、ポイント還元されても欲しい物がないと意味が無いですからね。
そのため、なるべく品揃えの豊富な電子書籍ストアを選ぶことがポイントになります。
電子書籍ストアは分散利用し、購入時に安いところを選ぶ
安く買うための戦術として、ストアは分散して使うことをおすすめします。なぜ分散するのかというと、クーポン発行やセールなど、安くなるタイミングがストアごとに異なるため。
例えば、A社で買うつもりの本が、ちょうどB社のセール中に安くなっていたとします。この場合、わざわざ高いA社で買うのは、よっぽどでないと気が進まないはず。
僕はスマホやタブレットに、いくつか電子書籍アプリを入れているので、この方法で安いストアを選んで買うようにしています。
ひと目で確認!おすすめ電子書籍9ストア比較表
品揃え | 利用特典(クーポンなど) | おすすめ度 | |
Kindle | 豊富 |
|
★★★★★ |
BookLive! | 豊富 |
|
★★★★★ |
DMM電子書籍 | ふつう |
|
★★★★ |
楽天kobo | ふつう |
|
★★★ |
honto | ふつう |
|
★★★ |
ebookjapan | 豊富 |
|
★★★★ |
コミックシーモア | 少なめ |
|
★★★ |
BOOK☆WALKER | 少なめ |
|
★★★★ |
Renta! | 少なめ |
|
★★★ |
僕が一度でも利用したことがある電子書籍ストアを並べています。
各ストアを比較すると、割引クーポンやセールの充実度など、違いがわかりやすいかと思います。その他の詳細は、下記でストアごとに解説していきますね。
電子書籍ストアごとの特徴【メリット・デメリット】
Kindle
メリット
- 定期的に大幅ポイント還元&値引きセールがある
- 漫画に限らず電子書籍の取り扱いは国内トップ
- Amazon運営のため安心して利用できる
デメリット
漫画探しのためのサイト閲覧が面倒に感じることも
Kindleは電子書籍を探すなら利用しない選択はありません。なぜなら、多くの方が利用しているAmazonサービスのため使い勝手が良いから。
例えば、Kindleでは頻繁に50%以上のポイント還元セールがあります。ただ、ポイント還元されても、人によっては「また漫画に使わないといけない拘束感」が残りますよね。
しかしAmazonポイントであれば、他の買い物に使えるため心配無用。大手運営なので、電子書籍サービスも潰れる心配がなく安心できます。
商品数も多いので、何となく漫画を探したい場合には、若干のサイト閲覧が面倒というデメリットはありますが。それでも、あえてKindleを避けることは考えられないのが現状です。
BookLive!
メリット
- 初回登録時に50%OFFクーポンがもらえる
- 毎日10~50%OFFのクーポンガチャができる
- Tポイントを貯めやすい仕組み
デメリット
- クーポン慣れしてしまうと通常購入に抵抗が出る
- ジャンル縛りのあるクーポンが出ることもある
とにかくクーポン値引きに強いのがBookLive!の特徴です。初回半額クーポンに始まり、毎日クーポンガチャが引けます。最大50%OFFクーポンも出るのですが、多いのは10~25%OFFですね。
クーポンにも種類があって全ジャンル対応から、一部ジャンル限定など幅はあります。なので、欲しい漫画リストを作っておいて、割引率のいいクーポンを引いたら買うのがベスト。
さすがに50%OFFクーポンは出にくいですが、20~25%くらいは比較的でてきます。Tポイントも、利用料金によってランクUPするので貯めたい人は嬉しいところ。
ちなみに、クーポンガチャに慣れると、BookLive!では値引きしないと買いたくない心理も働きます(苦笑)割引率の高いクーポンが出たら使うくらいに考えておくといいですよ。
DMM電子書籍
メリット
- 初回登録時に50%OFFクーポンがもらえる
- 大型連休や長期休みに50%ポイント還元セールがある
- 常時20~30%の値引きも行われている
デメリット
還元ポイントには利用期限6ヶ月がある
DMMを活用するメリットは、初回登録時にもらえる50%OFFクーポンがあることです。またGWや夏休みなどで行われる半額ポイント還元セールも嬉しいですね。期間も長く、ゆっくり選べるのが良い。
その他にも常時なにかしら割引が行われているので、欲しい作品と重なっているようなら狙いたいところ。DMMは他サービスも豊富なので、ポイントの使いみちに困りにくいです。
例えば僕の親はDMMモバイルを契約しており、定期的にポイントが貯まるのですが、僕が漫画を読むのにもらっています(笑)
ちなみに還元されているポイントは、半年で消滅してしまうのでなるべく早く使わないといけないことだけ意識しておくべきでしょう。
楽天kobo
メリット
- まとめ買いユーザーに向けた割引クーポンが魅力
- 楽天ユーザーにはポイント還元など馴染みやすい
デメリット
少額購入や楽天をたまにしか使わない人には向かない
楽天はまとめ買いするユーザーには魅力があります。例えば5,000円購入するなら20%オフクーポンが発行されるなど、購入金額が高くなるほど割引率も多くなる仕組み。
また楽天サービスなので、本を購入した際に貯まるポイントは扱いやすいです。そのまま漫画を買ってもいいですし、楽天市場で使っても問題なし。馴染みのある人ほど便利になります。
逆に1冊だけ買う方や、たまに使う程度なら微妙なのも事実。特に1,000円以下の決済にはおいしい割引も少ないです。僕は漫画以外に、実用書なども買うので、使い分けの意味で利用するようにしています。
honto
メリット
- 初回登録時30%OFFクーポンがもらえる(上限5,000円まで)
- 20%OFFクーポンが頻繁に発行されている
- 大手実店舗(丸善・ジュンク堂・文教堂)で貯めたポイントが使える
デメリット
大きな割引に期待しづらい
安定した割引サービスが実施されていることが多いのがhontoの特徴です。例えば2~3日限定で、全商品20%OFFなどは頻繁に行われています。
そのため割引セールを逃したり、焦って買わなければという精神的なプレッシャーを受けにくいです。ただ、割引率が初回登録でさえ30%までというのは寂しいところ。
とは言え、まだ利用していないなら3割値引きは魅力なのでとりあえず使う価値はあります。
Renta!
メリット
- 制限時間(48時間)はあるが安く電子書籍が読める
- 電子書籍の保管に興味がない人向け
デメリット
- レンタルできない漫画も多い
- 買い切った方が安い商品もある
「48時間限定でも、電子書籍で読めたら良い」という方に取っては有意義なサービスになります。僕も何でも買っているわけではなく、こういったレンタルは上手く活用して読んでいます。
例えば、「近所のレンタル店に商品がなく、だけど買うほどでもない」という漫画ってありますよね。そういう時には、とりあえずRenta!で検索をかけて探すようにしています。
ただデメリットとして、何でもレンタルできるわけでもありません。まだまだレンタル可能作品は少ないのが現状です。あとは、レンタルにしてはやや割高な商品もあるので、そこは判断が必要ですね。
ebookjapan
メリット
- 初回登録で1冊限定50%OFFクーポン発行(上限500円まで)
- Yahooプレミアム会員なら金曜日の購入時20%割引
- Yahooプレミアム会員なら雑誌、漫画の読み放題アリ
デメリット
- 初回の50%OFFクーポンは1冊にしか使えず500円の上限あり
- Yahooプレミアム会員やPayPay利用者でないと微妙
Yahoo関連のサービスをよく利用される方なら、利用する価値は十分にあります。初回登録時の50%OFFクーポンがケチ臭いのは否めませんが。
Yahooプレミアム会員の方なら、金曜日に20%割引の恩恵を受けられるなど、ピンポイントで利用するのもありでしょう。ちなみに、プレミアム会員は雑誌、漫画の読み放題付きです。
逆にプレミアム会員でもなければ、PayPayも使わないという方だとわざわざ利用する必要はないと言えます。プレミアム会員は特典の利用幅が大きいので、タイミング次第で使うといいですよ。
BOOK☆WALKER
メリット
- 初回購入時に50%分のポイント還元
- 購入金額に応じた会員ランクが上がれば還元率UP
デメリット
新着作品の購入者が優遇される傾向にある
ポイント還元ではありますが、初回購入時に50%全額戻ってきます。大量のまとめ買いをされる場合に、使ってみるには十分です。戻ってきたポイントで、また買えばいいだけですからね。
しかし、購入金額に応じた会員ランクUPシステムは微妙。新着購入が多い方はいいのですが、古い作品しか買わない方には厳しいです。
例えば8%還元を受けるランクになるには、「先月購入金額10,000円以上で、うち新着作品1,000円以上購入」が条件。半額ポイントをもらって、さらにBOOK☆WALKERを使う目処のある方向けと言えます。
コミックシーモア
メリット
- 初回登録時50%OFFクーポンがもらえる
- 初回購入作品の中から1冊分ポイント還元(最大1000pt)
デメリット
- ラインナップが女性向けの傾向あり
- 割引キャンペーンが弱め
初回50%OFFクーポンだけでなく、初回購入作品の中から1冊分をポイント還元してくれることは大きいです。半額になるのに、さらに実質1冊をプレゼントしてくれるわけですから。
とは言え、シーモアはやや女性向けに展開されているストアなのも事実。初回利用はしたけれど、次にどう使っていけばいいのかは男性ユーザーとしては悩む部分もあります。
割引キャンペーンが少ないのも気になるので、ひとまず初回特典サービスは大きいとだけ覚えておくといいですよ。実際、まとめ買い時には役立ちます。
電子書籍ストアに関するよくあるQ&A
その他、電子書籍を利用する上で気になる問題についてお答えしておきます。
Q 購入した電子書籍はどんなデバイスでも読める?
基本的に、パソコン・スマホ・タブレットをお持ちであれば問題ありません。端末にダウンロードしたアプリで読むだけなので心配無用。
気にすべきは、よっぽど古い端末で利用できなくなっているケースですが。その場合、購入したストアサイトから、直にブラウザで読むこともできます。
僕なんかは、立ち読みや無料コミックなど、アプリを使わずそのままブラウザで読んだりしています。ネットに繋がってさえいれば読めるのでご安心ください。
Q ストアが安定企業なら潰れないの?
電子書籍を購入しても、ストアの運営会社が潰れてしまえば利用できなくなるのは事実です。紙の本なら自分で管理しますが、電子書籍は運営会社にデータを預けますからね。
しかし、現状で運営されているストアは、一定の規模のある会社が提供しているので心配するほどではありません。紙の本でも保管に困ったり、古くなると読めないこともありますので。
また、電子書籍ストアは、運営会社の経営状況が悪くなったとしても、別会社に任せるなどの措置も取れます。そういった意味で、「潰れることはあるが潰れにくい」が答えになります。
Q アプリでの読みやすさや使いやすさは、電子書籍ストアごとに変わる?
「読めればいい」とか「小さいことは気にしない」という方であれば、電子書籍アプリの利用しやすさは気にしなくて大丈夫です。おおよそ、読む分にはそんなに変わらないんですよ。
しかし、細かいところを比較すると、差があるのは事実です。アプリで読む際に、ページがめくりやすいとか。しおりがつけやすいとか。個々の感覚で変わってしまう側面もあります。
小説などマーカーを引きながら読むなら、僕も多少は気にしますけどね。漫画の場合、ひたすら読むだけなので心配しなくて良いと言えます。
【まとめ】半額クーポン&割引セールの多い電子書籍ストア
安く買うための必要条件は、半額クーポンと割引セールの充実度と言えます。そこから利用しやすさを考えると、以下3つのストアは外せません。
おすすめ電子書籍ストア
1位 Kindle
長期目線で考えると、割引セールやポイント還元サービスが強い
2位 BookLive!
クーポンガチャで、頻繁にすべての商品25%OFFを狙えるのが魅力
3位 DMM電子書籍
夏休みやGWなど、長期休みで実施される50%OFFの破壊力がある
これらの3ストアはまずメインに抑えつつ、他ストアでもクーポンを上手に利用していかれると、長期的に安く電子書籍を読むことが可能となります。特に50%OFFクーポンを登録時に出せるストアは優秀な傾向アリ。
また時間が経つことで情報が変わったり、お得なストアが出てくれば更新するので参考にどうぞ。